研修で渡された一冊の本

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研修中にとある本を渡された。

「入社一年目の教科書」というタイトルの本。

なんでもこれを読んで各項目事の要約をして提出しろということらしい。

実はこの本、メルカリで常にワゴンセールをやっていると噂のそこそこ有名な本らしい。
他にも調べてみたら「宴会芸は死ぬ気でやれ」という内容が書かれているらしい。

更に調べると、「社会で働く上で必要なことは数十年前と変わらないんだなー。」おじさんのコメントもあった。おじさんが若い頃からアップデートされてないの色々問題じゃね?バグとかあるけど放置されたままだよね?絶対に。
と、ますます読む気を無くす。

渡された時にちょっと開いてみたら「言われたことは必ずやりきる」ことが大切らしい。
入社一年目のぼくはやらなければならない。

とりあえず渡された紙の本を持ち歩くのは嫌なので電子書籍で買った。
多分今年の中で1番無駄な買い物をしたと思う。ジャガイモ学とか東西のおにぎりを比べるやつみたいなニッチなジャンルの同人誌を買う方が絶対面白いんだろうなぁと思いつつも買った。

読んでみて思ったことは、発売当初話題になった「宴会芸は死ぬ気でやれ」も大丈夫かこれ?って思ったし、「本を速読するな」の項では速読と流し読みを混同してるんじゃない?とも思える。

後は上司からの評価の上げ方。出世において上司から気に入られたり可愛がられるのは大切なことなんだろうけどそこいる?って思う点がいくつかあった。宴会芸の項とか最たるものである。

良い点をあげるとするならば、単純な作業を面白くする方法が書いてあったり、全体像を考えることが大事だよ。といった所は勉強になると思う。

悪くいうとこの本は上司への媚の売り方、昭和の文化、が9割で残り1割でまぁ、使えるんちゃう?みたいなところがあった印象。

全部悪いところという訳ではない。ためになる部分もいくつかあった。

この本の1番の問題点は本の内容ではなく、表紙の帯に「部下や後輩に読ませたい」と書いてあること。

この文言を真に受けた上司や人事が新人に「この本すごくためになるから読んでまとめて?業務中には読むなよ、休日とかで読め」と若干恫喝気味にこの本を渡すことで、新人は休日を削って読む羽目になるというなんとも悲しいことが起きるのではないだろうか。

そういうのは業務中にやらせてくれ。

それに、そこまで読みたくもない本を無理矢理読むことによって鬱憤がたまり、それをレビューで晴らすことで色々と言われていたのだろう。読みたい人だけが読めば悪い本ではないとは思う。
悪い流れを生んでしまうので社畜心得として批判されているのだ。

最後に、何年も勤めて部下ができてもこの本を貸すことはないだろうし、この本を貸す同期がいたらそいつとは今後仲良くしないと思う。

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